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2006年8月31日 (木)

1963・夏合宿トレーニング

196309 1963年の夏にサイクリング同好会を部に昇格させるため、群馬県・渋川から山梨県・小淵沢までの一週間に亘る合宿をしました。たいへんな強行軍で3日目あたりには、全員疲労困ぱい気味となり、監督の先輩も初めての体験であり、戸惑うこと多岐にわたったようですが、それでも何とか全員、事故・怪我もなく無事終了しました。

この写真は、本番合宿の一月ほど前に、三浦半島で実際とほぼ同じ荷物を載せて模擬走行したときの様子です。この年は翌年の東京オリンピックを控え、東京は無論のこと、横浜・湘南エリアも道路拡張・舗装工事で、てんてこ舞いの年でありました。ですから、この道路のように自転車のタイヤなどお構いなしといった状況が延々と続き、参加した全員が転んだり、路肩に乗り上げたり、と、実地訓練そのものといった練習が3日続きました。この体験があったものですから、本番の合宿では思い荷物を載せたにも拘らず、全員みごとな乗りっぷりを披露することとなりました。

この写真、今見てもそうとうひどい路面状態です。にも拘らずショーツを穿いているのは、生意気な年頃の粋がりの雰囲気をよく表しています。自分で云うのもおかしいのですが、この頃私は自他共に認める健脚自慢でしたから、こんな坂道でもたかだか前後10段変速を使いこなして、登り切っていました。無礼な自動車がもくもくと埃を立てて走り去ると、暫く立ち止まらざるを得ない状況が頻繁で、走っては止まりの連続で、なかなか予定の地に到着できず、毎日くたびれっ放しでした。・・・懐かしい43年前の、埃まみれの思い出です。

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2006年8月30日 (水)

消え行く威風堂々

Img_3916 Img_3923 昭和のはじめから今日まできちんとした家族が何代にも亘って、丁寧な維持管理をしてきた「お家」には眼には見えない何らかの趣きが生じて独特の「オーラ」を周辺の環境にも放っています。

この写真は自転車で通りかかって偶然に見つけた 「オーラ」であります。このお家の周辺も他の地区ほど顕著ではありませんが更地化が進行しだした様子で、前のお家はブルドーザーが小まめに働いていました。東側の長い大谷石と生垣という黄金のコンビも美しく、ずいぶんと長い間周りの住民にも愉しんでいただいていることでしょう。

この地域にはきちんとした造園屋さん・植木屋さんが日本の風土に適した植栽を自前で育てていますから、このお家以外にも伝統的な庭を持たれる住まいを維持管理されているお家が何軒もあるようです。陳腐でお手軽な様式住居が氾濫しだしたこの界隈でも飛びっきりの威風堂々たる「JAPAN STYLE」は、時の経過とともに成熟した美しさと風格を公開していますが、周りの環境が時代の波を浴びてさらに賃貸物件だらけにならない事を祈っています。

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2006年8月29日 (火)

箱根ブルーグラス・フェスティバル

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今年も箱根ブルーグラス・フェスティバルが先週の金・土・日の3日間、神奈川県南足柄郡の夕日の滝キャンプ場で開催されました。私も仕事の関係で3年ほどご無沙汰してましたが、今年は金曜の夜から日曜の朝まで堪能しました。もはやブルーグラス音楽をステージ演奏する以外に新しい楽器の試演奏やら、お仲間との和気あいあいとした夜を徹してのジャムセッション・酒宴・晩餐も、フェスティバルの愉しみの比重をぐっと高めてきたようです。関西・北海道方面からも若い世代の女性バンドが多数駆けつけ演奏されました。キャンプ場の森林をかいくぐって聴こえてくる女性バンドのコーラスというものは、ベテランおやじバンドとはちがった爽やかな印象を与えてくれました。

箱根ブルーグラス・フェスティバルはなんと言ってもそのロケーションが一所にこじんまりとまとまってなく、テントを張る場所も高低さがあり分散しているため、環境の広がりを感じるところが気持ちよいのです。ですから私のように、この雰囲気に浸るだけを楽しみに来る方もけっこう居るようで、数日間をまったく無の状態にギアー・チェンジする快感は独特のものです。

朝8時30分から深夜3時ころまで続くステージも最近はブルーグラスだけでなく、Img_3995_1 オールド・タイミーあり、ラグ・タイムあり、トロピカルあり、アイリッシュありと、この数年でひと昔前のブルーグラス一色からむしろアコースティックミュージック・フェスティバルの様相を呈してきて、この狭い音楽領域にも少しずつですが、時代の趨勢が確実に現れてきました。私たちがブルーグラス音楽に入門した頃は、ギターの基本コード展開としてGランニングという大基本形を習得する第一関門がありましたが、今や若い世代にはそImg_4019_1んなことを無視した新しいコード進行・音色が台頭しだしているそうですから、あと数年で従来のブルーグラスのお決まり音色は化石のような位置づけとなってしまい、おじさん世代は演奏を放棄してキャンプのお酒と美味しい料理のためにだけ来る人が圧倒的という時代が、まもなく到来するような気配を感じました。

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2006年8月28日 (月)

ZURICHの観光ポスター

1601 ILLUSTRATION : Adolphe Tieche

1908年といいますから、明治41年のスイス・チューリッヒZurich01(www.myswiss.jp/area/03/zurich.htm)の観光ポスターです。ずいぶんしっかりと描きこまれた石版画で、夕陽を浴びて金色に輝く都市の美しさが十二分に表現されています。この年は、ライト兄弟の初飛行から5年しか経っておらず、大衆にとっては未だ豪華な客船の旅が夢の時代だったでしょうから、このポスターのように、高度からの俯瞰で捉えた画面構成は、当時の人にとっては実体験のない、ずいぶんと新鮮なデザインとして映ったことでしょう。

よく見ると、どこかで見たような気がしてきましたが、確か、あの20世紀を代表するフランク・ロイド・ライトの建築外観図には、これとよく似た印象のデザインが何点か、あったような気がいたします。

まあ、そんなことはどうでもよいことで、ただひたすら、この美しいポスターを眺めては、アームチェアー・トラベラーとして空想を遊ぶのであります。因みにGoogle Earthでこのポスターと同じアングルを探してみましたが、何か臨場感に欠けてしまいます。手前のグロスミュンスター大聖堂(チューリヒのランドマークのひとつで、2本の塔が印象的な大聖堂。ツヴィングリ率いるスイスドイツ語圏の宗教革命の中心地だった所です。最も古い部分は11~12世紀までさかのぼります。ロマネスク様式の回廊や彫刻、アウグスト・ジャコメッティ作のステンドグラス、カール大帝の像などの見どころのほか、塔にのぼって、チューリヒを見渡す眺望を楽しむこともできます。)の二つの塔もつぶれてしまい尖塔にならず、はるかに100年ほど前のポスターに印象度・臨場感から観て、軍配が挙がります。いったい、Google Earthが完璧な三次元画像になるのは、何年先の話なのか気がかりであり、此のままではデジタル時代のアームチェアー・トラベラーの愉しみも持てないと思うと、残念であります。

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2006年8月26日 (土)

水彩画材一覧!

Img_2937 水彩画の魅力は、なんといっても、瞬発感覚に拠って即位即妙に色を重ねていく面白さに尽きるのでしょう。一昔前までは、絵具そのものの良し悪しがその話題の主役を占めていましたが、どうやら絵具のみならず、使う紙の種類・エンボスの調子、筆の選択などにも評価対象を広げないと、今日のような一億総批評家の時代ですと、専門の本などもクレームが絶えないようです。

私が永く愛用してきたWinsor&Newton社(www.winsornewton.com)の透明水彩絵具も最近はその主役の地位をRowney社(www.daler-rowney.com/aboutus/aboutus.asp)に奪われそうになってきました。確かに色相の幅・深みともにRowney社の研究熱心な姿勢が、のんびりと構えていたWinsor&Newton社の屋台骨を揺り動かしているようです。しかしながら、マゼンダ系・ターコイズ系の色相にはいまだ一日の超があり、頑固なWinsor&Newtonフアンも不動のようです。

さて、私の通常の連絡業務はメールをはじめとするPCで殆ど済みますが、それでも文章構築感覚が薄れてくる実感が拭い去れず、手紙・葉書の類もこまめに出しています。水彩画の殆どが絵手紙、それも素人の域を出ていませんが、性格的に凝り性の為、紙・筆にも様々なトライを始めてますが、まだまだ自分なりのものにしていない状況です。

私が好きなブルーグラス音楽にしても、ご立派なギターだけでは美しい音色を奏でるわけにもいかず、もちろん指先技術は無論のこと、その上、弦・ピック・それに最近ではカポタストの優劣がその音色を左右するそうで、ご自慢の一品勝負だけでは、時代遅れとなってしまったようです。

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2006年8月24日 (木)

私の片腕!その第二弾

Img_3676 先日ブログに載せた私の日頃使っている実務遂行の道具に関して、「お好きな方々」よりご連絡をいただき、ありがとうございました。

20年程前に、ステーショナリーに関する仕事にどっぷりと浸かっていたこともあって、一つひとつのモノを選ぶにしても、他人からすれば、「何でそんなところに拘るの?」と云われそうな程、今でも相当神経質になります。それ以来、機能的なことは勿論のこと、廉価なモノなのに、直球勝負でこちらに挑んでくるモノ・子供だましに陥らないぎりぎりのところで踏みとどまっているモノなどを、足と場数を懸けて集めてきました。

この写真に載っているモノの殆どは、実務遂行の主役の座からは、下りていますが、それでもたまに持ち出しては、役に立っていただいてます。パーカーのインク箱の右手にある、ピート・ハイン氏(http://www.piethein.com/usr/piethein/HomepagUK.nsf)考案のSuper Eggと呼ばれる銀製の塊は、手に馴染み易く、少し考えが詰まったときなどに、握り締めるとなんとなくリラックス出来いつも助かっています。左手の印鑑にいたっては、20年ほど前、原宿・表参堂の路上で印章の雅印を彫っていた台湾出身の北石さんが、その後、香料商売で大当たりして、新社屋お披露目の際お祝いに彫ってもらったモノです。詳しいことは解りませんが、なかなかの銘石だそうです。このように玉石混合の状況ではありますが、それでも昔からみればずいぶんと、スクラップして生き残った精鋭軍団であります。

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