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2006年8月29日 (火)

箱根ブルーグラス・フェスティバル

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今年も箱根ブルーグラス・フェスティバルが先週の金・土・日の3日間、神奈川県南足柄郡の夕日の滝キャンプ場で開催されました。私も仕事の関係で3年ほどご無沙汰してましたが、今年は金曜の夜から日曜の朝まで堪能しました。もはやブルーグラス音楽をステージ演奏する以外に新しい楽器の試演奏やら、お仲間との和気あいあいとした夜を徹してのジャムセッション・酒宴・晩餐も、フェスティバルの愉しみの比重をぐっと高めてきたようです。関西・北海道方面からも若い世代の女性バンドが多数駆けつけ演奏されました。キャンプ場の森林をかいくぐって聴こえてくる女性バンドのコーラスというものは、ベテランおやじバンドとはちがった爽やかな印象を与えてくれました。

箱根ブルーグラス・フェスティバルはなんと言ってもそのロケーションが一所にこじんまりとまとまってなく、テントを張る場所も高低さがあり分散しているため、環境の広がりを感じるところが気持ちよいのです。ですから私のように、この雰囲気に浸るだけを楽しみに来る方もけっこう居るようで、数日間をまったく無の状態にギアー・チェンジする快感は独特のものです。

朝8時30分から深夜3時ころまで続くステージも最近はブルーグラスだけでなく、Img_3995_1 オールド・タイミーあり、ラグ・タイムあり、トロピカルあり、アイリッシュありと、この数年でひと昔前のブルーグラス一色からむしろアコースティックミュージック・フェスティバルの様相を呈してきて、この狭い音楽領域にも少しずつですが、時代の趨勢が確実に現れてきました。私たちがブルーグラス音楽に入門した頃は、ギターの基本コード展開としてGランニングという大基本形を習得する第一関門がありましたが、今や若い世代にはそImg_4019_1んなことを無視した新しいコード進行・音色が台頭しだしているそうですから、あと数年で従来のブルーグラスのお決まり音色は化石のような位置づけとなってしまい、おじさん世代は演奏を放棄してキャンプのお酒と美味しい料理のためにだけ来る人が圧倒的という時代が、まもなく到来するような気配を感じました。

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