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2006年9月13日 (水)

のどかな自転車の時代!

Riders1 最近の自転車レースはすっかりシステムが構築されて、広告代理店もそれなりのメリットがあるのか、以前からみれば随分一般雑誌などにも登場するようになりました。選手一人ひとりの健康管理もITのお蔭で完璧なまでに、検証できるようになりましたし、勿論、自転車そのものの構造もたいへん進化し、ハイブリッド素材をはじめ、モノコック構造など人間の勘と経験に任されていた世界にもITが入り込んでいます。各チームの走り方のローテーションなどもすっかりシステム管理されてしまい、昔のTOUR DE FRANCEのようなチーム同士の喧嘩ごしのようなレースの駆け引きはもう観られなくなってしまいました。

この写真、1950年代前半フランスの郊外を、太めのタイヤを履いて走るランドナークラスのレース様子です。ロードレースのような殺気立った気配は見えず、むしろ周りの景色を楽しみながら走っているような雰囲気が和やかでもあり、嬉しい気分を誘います。

1960年代中頃までは、東京近郊でも週末ともなれば、このランンドナークラスの自転車で走るプライベート・レースが盛んでしたが、東京オリンピック・高度成長時代で浮かれている間に東京郊外の多摩丘陵もすっかり山が削られ、マイホームの密集地域となってしまいました。これ以前にはランドナーでヒルクライムを楽しめる、まるでイギリスの田園地方のような風景が今の読売ランド付近でも見ることが出来ましたが、あっという間にその素晴らしい光景も消えてしまいました。そうなれば自然とランドナーを楽しむ地域も少なくなって、走る人も減少し、今ではランドナー・マニアの「お好きな方々」は走ることもなく、きっとお部屋の中で毎日金属部分辺りを磨きこんで、微笑んでいるだけなのでしょう。

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