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2007年1月 6日 (土)

植草甚一さんの洒落っ気!

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写真:高梨豊

植草甚一さん(1908~1979)は私の世代にとっては、ちょっと肩の力を抜いた生き方を自ら提示してくれた、有難いお方でした。高度成長を駆け抜ける1960年代から1970年代までを、映画・JAZZ・雑誌を通しながら、特にNEW YORKの生活全般の雑学をたっぷりと、その洒脱な文体を通して教えてくれましたし、日記・自ら作るコラージュ・街を歩いて買い求めた独特Jj102 の趣きの品々は、誰でもない独特の薫りがあって、まさに何処にもない植草甚一さんの「Wonder Land」でありました。

植草甚一さんのライフスタイルはカウンター・カルチャーそのもので、今で云うストリート系の旬な情報ばかりでしたが、その語りっぷりにどっぷりと浸かってしまったご 同輩Jj202も多く、その影響は未だに残っているように思えます。私はどちらかといえば植草さんの散歩・街・買物に関する世界が大好きで、特に住んでおられた経堂の町を書かれた一文には町の持つ魅力が凝縮していて、今でも時々書棚から出しては読んでいます。人一倍物欲旺盛な方でしたから、「欲しい物のない町は死んだも同然!」といった一刀両断の論法が、日本橋の木綿問屋に生まれた気風のよさを証明しています。

生涯に多くの著作を残され、古本市場でも相変わらず人気のようですし、私も森田和義氏がすべて買い取ったと云われる、マニア垂涎のJAZZのレコードを聴く機会を願っているひとりであります。

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