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2007年1月18日 (木)

セザンヌの目線!

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01_19セザンヌ(1839~1906)が生涯のほとんどをすごしたプロバンス地方には、いつか行きたいと思いながら、実現せずにそのまま過ぎてしまっています。その輝く光と美味しい料理、そして素晴らしい町の佇まい、素朴な人々など、血気盛んな若い頃には興味さえ持たなかったところでありますが、昨今の気ぜわしい毎日を振り返りつつ考えると、ふと、のんびりと、こんなところで過してみたいと考えるのであります。

セザンヌが数多く描いたサント・ヴィクトワール山の絵は晩年になればなるほど、抽象化の方向に進み、最後の頃はもう山という概念ではなくなっていますが、この写真の一枚は具象と抽象の真ん中辺りの表現となっています。なんといっても他の追従を許さない数学的構成力と化学的色相感により、情緒の微塵も感じさせないところが絵画愛好家以外の人気が高い要因かも知れません。 ある方の話ですと、セザンヌの使う油絵具の材料はこのプロバンスで採集された鉱物・植物が原料となっているため、絵具そのものがプロバンスの風土と同一であるそうです。

さて、太陽のたっぷり浴びた地勢の場所には人を惹きつける魔力というものがあって、それがプロバンスにおいては極めて明るく、健康的であるがために、この私でさえいつでも自転車片手に旅をしたくなりそうです。

昨年8月より、毎週3日ほど朝6時過ぎから梶原建二さんたちと多摩川堤を疾走するのも、早朝の気持ちよさを実感したからで、風・光から受ける爽快感・眺望の素晴らしさは全くの別世界であり、これまで早朝とお付き合いしていなかったことに後悔しています。散歩・ジョギング・ロードバイクなど多摩川堤の早朝人口は、以前より確実に増えているように思いますし、今の季節は少し厳しいのですが先端技術を駆使した防寒・防風衣料の進化で気にもならず、ますます今後もこの健康志向に歯止めは掛からないでしょう。

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