« 安藤広重・雨と松の大木 | トップページ | 1967年・ニース »

2007年2月 1日 (木)

陶器の動物なのですが!

Img_4388 すっかり埃をかぶった茶箱の中には、父ががらくたと思ったものがImg_4390たくさん出てまいりました。父が旅行先で見つけてきたものや、人からの貰い物などがごった煮状態ででてきましたが、私の目に最初に飛び込んだのがこの陶器製の猫・梟の置物です。猫の置物はLISA LARSONさんと云う人の作品のようで、たいへん可愛らしい表情とボリューム豊かな体つきが、ほっとできる造形です。猫なのに体の色が虎のように感じるのもなかなかのユーモアなのでしょうか。もうひとつの梟の置物は底に作者の署名があるのですが解読不可の状態です。全体の雰囲気が梟の孤高の風貌をよく捉えています。両方ともに多分、父がドイツに出かけた1970年頃に購入したと思えますが、アトリエで生前見た記憶もなく、ドイツ語の新聞に包まれたままで、ようやく日の目を見たところです。割れ物ですから丁寧に扱いませんと、人並み以上にそそっかしい私のことですから、何時、過失を犯すか分かりません。インターネットで調べますと猫の作者・LISA LARSONさんは今も健在でこの動物シリーズも最近の北欧ブームの追い風を受けて復刻版が発売されているようですが、父が購入した頃とはその風合いにだいぶ差があるようです。

Lisa Larson
[リサ・ラーソン]
Lisa Larsonはスウェーデン
陶芸学校卒業後、1954年Gustavsberg社へ入社。1979年までの約20年間にわたりGustavsberg社の専属デザイナーとして活躍する。やさしくかわいいコケティッシュな動物や家族の愛情、素朴で温かみのある表現豊かな表情のフィギュアを製作する。Gustavsberg社では同時期にStig Lindbergも在籍している。Stig LindbergやKarin Bjorquistらと並びGustavsbergを代表する作家となる。1979年に同社を退社しフリーランスとして活躍する。60-70年代は積極的に個展や展覧会を催し海外でも作品の展示を行う。一部コレクターの間ではライオンやブルドッグなど大変な人気を得ていましたが最近手頃な価格でフィギュアが復刻されたこともあり若い人達の間で人気が復活する。Lisa LarsonはスウェーデンだけでなくStig Lindbergの影響もありアメリカや日本でもコレクターが急増中している。90年代に再びGustavsberg社に工房を持ち現在も現役で活躍中

|

« 安藤広重・雨と松の大木 | トップページ | 1967年・ニース »

コメント

初めまして。リサラーソンさんの作品をウエブで調べていてこちらの素敵なブログにたどり着きました。
本当に素敵なリサさんの猫とフクロウの作品だと思いました。きっと70年代ころ、彼女がハイアスピレーションを胸に抱いていた頃のとても実験的でありながら、暖かみを感じさせる素敵な作品達だと思いました。
私も遅まきながら、今年になってストックホルムへ学会で出かけた時に店先のショーウインドウに猫の置物をみかけどうしても無視出来ずに購入。それがリサさんの作品でした。それまで彼女の事を全く知らなかったのですが、私は今上海に住んでいるのですが、近所の隠れ家的な喫茶店で彼女のダックスフンドの作品が売られていて、とてもかわいく値段はちょっと高いのですが、とても気になっています。
今年の夏は上海も異常に暑くって先週は40度を超える日が続き、驚きました。これからも楽しみにこちらのブログのアップを待っています。

投稿: あつあつ | 2013年8月 5日 (月) 午後 11時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/3625855

この記事へのトラックバック一覧です: 陶器の動物なのですが!:

« 安藤広重・雨と松の大木 | トップページ | 1967年・ニース »