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2007年3月29日 (木)

カリジェの挿絵

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アロイス・ カリジェ(1902-1985)の挿絵を見ると気持ちが優しくなるのは何故でしょうか。

日本語タイトル「大雪」と呼ばれているこの人気絵本は、迷子になった妹を雪の山中で発見してハッピーエンドとなる、絵本の世界では古典と云われる中の一冊です。スイス人の素朴な生活・温かい家族・厳しい冬と明るい春など、スイスの国の魅力がたっぷりと盛り込まれているカリジェの絵本には、挿絵と文章の全体から発信される魅力が大人になった今でも変わることなく、たっぷり・・・であります。この終わりの章に登場する挿絵が私は大好きで、時々眺めては心を洗わせていただいています。

私には、カリジェの色彩感覚に学ぶところが多く、特に混色と純色の組合せによって、全く独自の色相を生み出しました。音楽で云えば、自分でだけしか押さえられないコードによって奏でられるギターの音と申しましょうか、・・・。とにかく美しいのであります。以前ほど海外版と岩波書店版での色の相違はなくなりましたが、それでもまだ、微妙なトーンの違いは、免れないようです。

アロイス・カリジェに関して http://www.carigiet.net/

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