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2007年5月 7日 (月)

1956年・私の日記

304_04_1 今では土がむき出しになっているような場所さえ、見つけることも困難なほど、日常の生活環境の整備の普及には感心いたします。

51年ほど前は、どこも土だらけで一歩外に出れば、この季節ですと日陰は霜柱ばかりで、やたら地表が盛り上がっていました。私の家は北側の崖下を神田川が流れていましたから、冬場ともなると北風がまともにぶつかり、おまけに家の北側には塀もありませんでしたから、その冷たさといったら、並大抵のものでは、ありませんでした。

父のアトリエは、北側にありましたから、だるまストーブに石炭と木っ端をひっきりなしにやっている音が家中に聞こえていました。アトリエは採光のためにガラス張りでしたから一層よく冷えたのでしょう。

スコッチテリアのピス・秋田犬のたろう、二匹とも冬を楽しめるDNAが濃いのか、冬の庭遊びが大好きで、霜柱で盛り上がってしまった芝生を掘り出したりと悪戯三昧でしたが、私は庭で野球もすることが出来ずに、ひたすら、春を待つのみでありました。それでも、霜柱を通して見える光の輝きが宝石のようで、そのブルーを含んだ独特の色味は今でも鮮明に覚えています。

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