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2007年5月 6日 (日)

アメリカン・ファーマシーの薫りがする!

Img_5235 Img_5237 Img_5239 丸の内・中央通りを入ってすぐにあったアメリカン・ファーマシーがドラッグストアの店舗ながら、そこに置かれた商品が未だ見ることのない憧れのアメリカ生活文化を私世代に運んでくれたのは40年以上も前の話であります。まだ十代の私も銀座の山野楽器で、当時高価だったカントリー・フォークの輸入LPレコードを父に願って買ってもらいました。その後はいつも決まってアメリカンファーマシーに寄っていくのが1960年代半ばのちょっとませた高校生の決まりコースでした。真鍮のドアノブを回して店内に入ると、何ともいえないアメリカの薫りが刺激的でありました。大人向けのちょっと艶っぽい雑誌に目線をそらしながらも、第一のお目当てはHainsのトレーナーやT・Shirtsで、そのビニールの袋さえも当時はお宝でしたから、今から思えばずいぶんと子どもっぽかったので、あります。

その頃買ったJohnson&Johnsonの絆創膏や医療用のテープにも、アメリカのグラフィックのソリッド・シンプルなテーストがたっぷりで、これも人気者でありました。第二次世界大戦を通して、その品質と機能性に磨きをかけて進化したこれらのアイテムも、当時のノー天気な高校生には単なるかっこいい雑貨でしかなく、このノンポリ性格は今日までまったく改心もせず、至っております。保存も良かったのですが、40年以上経ってもその存在感が堂々としていますし、何といっても色褪せていないその原色が嬉しいではありませんか。

 さて、1950年代の半ばまで銀座の街角では夜ともなれば、露店が並んでアセチレンガスの光がその独特の臭いとともに、妖しげな雰囲気をつくっていました。その頃、父と一緒に出かけた銀座の夜の光景は素晴らしい老舗の店よりもこの露店の妖しさの方が印象深く残っています。露店に並んでいたのは、日比谷三信ビルあたりから横流しされたと思われる、紛れも無いMADE IN U.S.Aが大半を占め、そのカラフルなアルファベットのロゴはお菓子から日用品まで、今でもしっかりと眼に焼きついています。

・・・で、この刷り込みがあったからこそ、いまだにアメリカン・テーストが好きな単純人間となってしまったのであります・・・。

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