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2007年5月14日 (月)

清春芸術村にありました!

Img_6849Img_6871 Img_6833_1 Img_6841_1 Img_6857_1先 日、とある大学の同窓会が主催する美術館巡りに、どうしてもお付き合いしなくてはならない羽目となって、山梨県長坂にある清春芸術村 (http://www.kiyoharu-art.com/ )に行ってまいりました。ここは銀座の老舗画廊・吉井画廊の吉井長三氏が構想した美術館と制作アトリエ、ルオーの作品に囲まれた協会、それと梅原龍三郎さんのアトリエなどが移築されている所であります。

予備知識もなにも持たずに同行したのですが、この日ご一行の目的はここで開催されているルオー展の見学なのです。しかし正面入口を入って私の目に最初に飛び込んでしまったのが、正しく藤森照信氏の設計による茶室『徹』であります。この清春芸術村は廃校となった清春小学校の跡地に作られたものですから、昔の小学校に付き物のソメイヨシノも樹齢80年をゆうに超えとものもあり、その桜を絶景として楽しめる絶対位置に立っているこの茶室と出合ったことこそ、私の予期せぬ驚きでした。藤森さんが、建築学会で成果を上げつつも、路上観察学会の面々に刺激されつつ独自の視点で開眼した建築作品には、クチコミを通して多くの本物セレブも注目し、この茶室も独自性では天下無二ですから、一気に藤森ファンが増殖したようです。現在、東京オペラシティーのアートギャラリーで開かれている「第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展・藤森建築と路上観察」 http://www.operacity.jp/ag/exh82/も、これまでにないコンセプトの内容で集客を呼んでいるそうですし、銀座・メゾンエルメス8階フォーラムでも6月10日まで藤森さんの茶室展が開かれています。http://www.j-wave.co.jp/blog/hermes/ http://www.kanshin.com/keyword/1113701  

Img_6870Img_686801_33この日はありがたいことに昼食の前にこの茶室に上ることが出来、私は当然ですが、ご一行の女性群もスカートの乱れも気にすることなく、全くの子供に帰ったようにわれ先状態となりました。 この茶室は対角線を強調したスペースが遠近法効果で予想外の広さを感じ、窓のガラスはステンドグラスの素材を利用しているので外光が適度に分散し、外の景色も窓を全開しない限りフィルターを掛けたようなボケ状態で何とも云えぬ柔らかい明るさが室内に広がります。

藤森さんの建築作品の資料を見ても此処から見えるさくらは間違いなく絶景ですからら、来年、都合がつけば是非再訪したいと思いました。

勿論、ルオー展も日本初公開が含まれ、その宗教的モチーフの格調に本物でなければ味わえない力を感じました。

LA PARETTEというレストランでは美味しいフランス料理を味わい、前日の雨と風のおかげで雲ひとつない天下一品の快晴となって、甲斐駒ケ岳をはじめ南アルプスの絶景がパノラマとなって目にも眩しいひと時を堪能しました。

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