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2007年6月24日 (日)

広重・京都鴨川の川床

2201 こういう絵を見てしまったら、今の京都の鴨川・川床など二度と行くものか!などと叫んでしまいたくなります・・・。

広重の冴え渡る遠近感、空気感、そして艶景といってもよいほどの男の世界までも刷り込んでいますし、間もなく暮れる夏の一番色っぽい場面がみごとです。

以前行った川床など、もう観光振興がありありで、予めセットされた適当な食事を、近過ぎる隣の席と一緒に戴くのも如何なものか・・・と言いたくなります。

夕闇迫る頃の提灯だけの灯りのもとで、艶やかなお姐さんと楽しいひと時を過ごせる有難さは、何方もご存知の世界なのでしょうが、それにしても、羨ましい艶景であります。

『京都の床』

京都市内を北から南へ流れる一級河川「鴨川」。
その流れは市内の繁華街を縦断し、特に二条から五条河原は市民の憩の場となっています。春は鴨堤の桜並木、夏は鮎を釣る人の姿と「床(ゆか)」秋は紅葉、冬にはシベリヤから飛来するユリカモメ、四季の移り変わりを鴨川は見事に演出してい
ます。
床の歴史は大変古く、江戸時代に裕福な商人が夏に遠来の客をもてなすのに五条河原付近の浅瀬に床几を置いたのがはじまりだと言われています。
それが明治時代には7・8月の納涼床がすっかり定着し、平成11年には「皐月床」として5月の昼床が、翌年には「名残の床」として9月の昼床が施され、おおらかで粋な町衆文化が育まれてきました。暑い京の夏に涼感を与えてくれる「納涼床」は、今もなお昔の面影を残し現代に生きる人の心に受け
継がれ発展しています。

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