« 1956年・私の日記 | トップページ | 1956年・私の日記 »

2007年6月17日 (日)

花屋のある豊かな街

Pro201 PHOTOGRAPHY:ODEBUNEKOSAN

花屋さんが町の真中にある気分の良さというのは、計り知れない、豊かさを感じます。

昨今は、街づくりや大都市の再開発計画がある種の成功例をパターン化して、家賃収入の収支だけを金科玉条としているだけのような気がしてきて、何処にいっても、いつか来た街となってしまうのであります。

都心ではお洒落な花屋さんが増えてきているのは確かなようで、夕方頃には値段も安くなり始め、目ざといOL達が束ねて買い求めたりしているのをよく目にします。

このプロバンス地方の街の写真のように、魚屋さんを兼業しているような雰囲気がぴったりのおじさんがうろうろしているような花屋さんというのも、計算通りのミスマッチとでも云いましょうか・・・、なかなか都心ではお目にかかれない雰囲気であります。

美味しいパン屋、きれいな果物屋、威勢のよい花屋、清潔な床屋、きちんとした古本屋、そして渋い自転車屋などが並ぶと、もう何となく、あのジャック・タチの世界を彷彿としますが、私は年甲斐もなく可愛い町並みが好きなのであります。

|

« 1956年・私の日記 | トップページ | 1956年・私の日記 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花屋のある豊かな街:

« 1956年・私の日記 | トップページ | 1956年・私の日記 »