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2007年9月19日 (水)

モネ、雪を描く!

18681869 陽を浴びた雪が光っている景色は、ご機嫌な一日を約束されたのも同じで、スキーに浸かっていた時代は、朝早くリフトの動かない前から、ゲレンデに飛び出して滑っていました。雪景色が晴天に恵まれた時ほど気持ちが向上することはありません。

この、モネが1868年に描かれた『かささぎ』も、雪のまぶしさで眼を細めたくなる、傑作です。さほど、テーマ的にも歴史的な典型となったわけでもありませんが、静かな時間が過ぎていることを思わせる全体の余韻に比べ、枝で作られた仮設のような門にとまっているかささぎの黒が絶妙なポジションにあって、この位置が全体の中で完璧な計算のもとで決めたかのようです。

遠くの景色をさらっと描いて、手前をかなりの混色によって光を捉えたりと、印象派の全ての技法の教典のような作品です。

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