美しい! AUDI R8




アウディ初の2シーターミッドシップスポーツカー“アウディ R8”が日本上陸。
アウディ R8は、ルマン24時間耐久レースで5連覇を成し遂げたR8レーシングカーの名前を冠しており、随所にそのDNAを受け継ぐ、アウディ最高峰の量産型スポーツカーだ。
全長×全幅×全高は、4435mm×1905mm×1250mm。ホイールベースは2650mm。ボディ重量は99%フルアルミのASF(アウディ・スペース・フレーム)構造により1630kgに抑えられ、スチル素材を使った場合に比べて140kgの軽量化を実現したという。
パワートレインは4.2リッターV8 FSIに6速シーケンシャルを組み合せる。最高出力は420馬力、最大トルクは43.8kg-m、0-100km加速は4.6秒、最高時速は301km/h。ミッドシップレイアウトで、前後重量配分は44:56。駆動方式は最新世代のビスカスカップリング式クワトロ・フルタイム4WD。
エクステリアはR8レーシングカーを担当したデザイナーチームが担当。エア・ディフレクターの機能を担う特徴的なサイドブレードは、オプションでカーボンマグネシウム製も用意。鷲の目をイメージしたというヘッドライトには、バイキセノンヘッドライトと12個のLEDポジショニングランプを使用する。給油口はレースカーをイメージしてサイドブレード上部に設置。また、アウディのフォーリングスは初めてボンネット上に置かれた。
インテリアもレーシングカーの雰囲気を演出するため、ステアリングやその他のコントロール機器をコクピットをぐるっと囲い込むように配置した“モノポスト”デザインを採用。シート表皮にはアルカンタラと本革を組み合わせたスポーツシートが用意される。ラゲッジスペースはボンネット下に100リッター、シート後方に90リッターを確保した。
足まわりは、前後ともにダブルウィッシュボーン式。タイヤ&ホイールサイズは、前:235/35R19、後:295/30R19。磁気流体を使用した可変ダンピングシステムのマグネティックライドもオプション設定される。
R8のライバルは、ポルシェ911、ジャガーXKR、アストンマーティン V8ヴァンテージなど。生産はネッカーズルムで行われ1日の生産台数は20台。
英国には右ハンドル仕様が設定されるが、日本へは左ハンドルのみが導入される。価格は1670万円(税込み)。07年分は既に予約完売済みだ。
自動車会社は各社しのぎを削って、新車を発表していますが、このAUDI R8 http://www.audi.jp/r8/ のような明快なスペックとモダンスタイリング、嗜好ターゲットを絞った車は久しぶりです。ミーハー的・野次馬的な表現をすれば『ワクワク・ドキドキさせる』塊のようです。
我がニッポンのトヨタ・レクサスもがんばっていますが、やや『曖昧なティスト』と『高速性と静寂性の二律双生』というコンセプトが馴染みにくいのか、守旧を打破する鳴り物入りでスタートしたものの、アグレッシブなメッセージは届きにくく、、『高級感』という大衆消費記号の概念から飛躍出来ず、その上、今だ店舗における『気付きのホスピタリティー』も各店舗でばらつきが目立つようで、これでは頭を傾げる方々も多いと聞いています。
かたや、このAUDI R8ですが、真の『高級な車』という概念を操作性・造形性・科学性から観て、さらに車の持つ時代認識性・完成度・独創性・官能性・訴求力のベクトルから評価しても、先進性が明快なモノがお好きな方には(相当な覚悟で)背伸びすれば手に入れられる価格としては、ベストチョイスと考えられます。それとなによりも、この車には、『独りで愉しむ極上のモノ』という魔力が、細部まで寸分の余地なく張り巡らされています。
レクサス上級モデルの約二台分の価格なれど、既に国内では年内予約も完了し来年度の予約を受付中とのことだそうで、このクラス・カテゴリーの車としては前例のない売行きを示し、今受け付けても早くて来年の夏以降の納車ということですから、いやはや恐れ入りました・・・であります。
さて、今、書店では『求めない』というタイトルの詩集が驚愕の15万部も売れており、時代は、身の丈ほどのやさしく静かな生活価値観のベクトルに一気に向かうものと思ってましたが、やはりまだまだ『求める皆さま』も数多く居たわけで、今後しばらくは『求める人』と『求めない人』がタコツボのようにそれぞれのテリトリーを確保しながら、お互い、干渉せずに進んでいくのでしょうね・・・。
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