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2007年10月 8日 (月)

BMW Isetta 300・可愛い車の予感!

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一年を通して、自転車徘徊日和としてもめったにない最高の天気と思える日曜日、爽快な朝からの陽射しの誘惑に耐え切れず、家を飛び出して都心に向かいました。定番ルートの上原から明治神宮公園に向かい、表参道まで絶好の天気の中、やや肌寒い感じでもありましたが、秋の気配も濃厚でキンモクセイの香りも何所からともなく、強く漂ってきます。明治神宮公園では日曜日恒例のバンドの皆さんが設営中であったり、大きなイベントもあるようで、9時過ぎでしたが多くの人が流れています。

いつもは目にも留めない駐車ゾーンの脇をゆっくりとペダリングしていますと、ご覧のような可愛い車に出会いました。お好きな皆さんにはたまらないキャラクターの、BMW Isetta 300 http://www.youtube.com/watch?v=jxr9acIKaZQ&mode=related&search  が、おそらく何代も乗り継ぎながら修理も繰り返しつつ、このような綺麗な状態を保って、周囲のどれも同じ顔に見える大きな車を笑い飛ばすように、威風堂々と鎮座していました。

実物を観たのは初めてでしたが、300CCというロハスな排気量ながら、昨今の小型車にありがちなチープなグレード感は皆無で、その美しいフォルムにびっくりです。おそらく中に入れば予想を遥かに超えた空間がありそうですし、そこからは数ミリ・数センチで人間動作・行動上の無駄を省いて勝負していた技術屋さんの奮闘振りが目に浮びます。

時代の流れは、ひたひたと環境指向となっているものの、自動車という、環境汚染に対しては不条理としか言いようの無い存在の道具のありかたを、各自動車会社は富裕層にばかり揉み手をすることなく、このBMW Isetta 300のような感性で見直す時期に入っているのではないでしょうか。

このわくわくするような感性がどうも日本のプロダクツは不得手ですから、(といって思考力を放棄したメーカーが短絡的に陥る打開策として渋谷のお姉さんに商品開発を委託するなどということもせずに)想像力・工学性・社会性を個人の思考力とチームの総合力を総動員して、世界に発信する環境立国・ニッポンの魁となるプロダクツを創出してもらいたいものです。

このような車と自転車にあふれた街並みは、『地球に優しい町』に違いありませんし、誰しもが願っている方向性のような気がいたしますが・・・。

A designer knows that he has achieved perfection not when there is nothing left to add, but when there is nothing left to take away.
「設計者というものは、付け足すものが何もなくなった時ではなく、取り去るものが何もなくなった時、初めてそれが完成したことを知る。」 
サンテグジュベリ(星の王子様・著者)

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