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2007年10月 4日 (木)

FIAT 500に似合う町

Fiat500 ヨーロッパの古い街並みをまるで自転車のように、小気味よく走っている車を初めて見た1967年、この車がFIAT500ということを知りました。今ではそれほどではないのでしょうが、ボローニャ・トリノ・ミラノの各都市を周っても、至るところこの車あり、といった状況でしたし、日本のように駐車禁止に対しても、厳しい取締りがさほど無く、歩道にも平気で乗り上げていたほどですから、殆ど自転車感覚の車であったのかも知れません。

日本ではこの車を愛する倶楽部のようなものがあったように記憶しています。たしか、伊勢丹モータースの某氏が音頭とりで始めた同好の士の集まりだったようですが、今はどうしているのでしょうか・・・。

中世の城塞都市の景観にこれほど似合った車はないのではないか・・・などと思いたくなるほどで、この車ほど環境とプロダクツがぴったりという代物はないでしょう。都市型軽自動車としてSMARTなども出ていますが、ちょっとでしゃばった造形が、私世代には我慢ならないわけであります。FIAT500は現在の自動車の安全基準から照らし合わせても欠陥だらけの車でありますが、このヒューマンスケールには余りある魅力があって、覚悟してでも運転したくなる魔力を秘めています。

さて、今年50年ぶりにRe Birthして話題となったNew FIAT 500 http://www.youtube.com/watch?v=Ne3nP8kiMQE&mode=related&search  http://www.youtube.com/watch?v=gwzNQ2Nv77Y は、先代のイメージを引き継いでいますが、ニッサンマーチの妹のような姿・その走りっぷりを強調し過ぎるCM内容には、私世代には、なんともはや・・・といったところです。

私のような人間には、50年ほど前のFIAT 500 のCM http://www.youtube.com/watch?v=F2es_ITXhh0&mode=related&search が、コンパクトな車の利便性をストレートに訴える分かり易い出来栄えでありますし、今年制作されたFIAT 500 誕生50周年記念のCM http://www.youtube.com/watch?v=fovQlj0oLwI&mode=related&search に至っては、懐かしい画像とともにルイ・アームストロングのヴォーカルが佳き時代の薫りを彷彿させてくれます。

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