音楽授業
小学校時代の音楽の授業は、今から考えればずいぶんクラシック音楽に偏った授業ばかりでした。
中には、家庭環境にクラシック音楽が浸透している生徒も居ましたが、殆どがその世界に馴れておらず、私なども曲を聴きながら譜面起こしするのが恐怖に近いほど苦手でありました。音楽教室は木造の正にクラシックと呼べる佇まいでしたから、いつも教室に入る時は背筋をしゃんとして、半ば緊張を伴って入ったものでした。当時最新鋭の木製の大きなスピーカーから聴こえてくるベートーベンやショパンの音楽も、木製のサッシが微妙に振動するガタガタという音で、台無しでありました。
その頃(今から50年程前)のアメリカの音楽授業は、まさかこんな楽しい音楽を掛けていたとは思えませんが、学校をテーマにしたPOPSがこんなにあったとは・・・、左のラベルを見てもカントリー、ロックンロールの宝庫SUN RECORD ( http://www.sunstudio.com/index.aspx?bhcp=1 )・PARKWAY RECORDと、『お好きな方々』が涙しそうなレコード会社が顔を見せています。
さて、音楽の授業が終わると毎日楽しみな下校になり、野球をしてから帰るのが日課でしたが、この頃既にアメリカの野球カードなどが出回っていて、その印刷インクから香ってくる独特の甘い香りに、 『遥か遠いアメリカ』を感じていました。
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