ピエトロ展・ギャラリーサカ
10月25日から28日まで、赤坂・東京ミッドタウンの隣、ギャラリーサカ(旧・坂倉準三メモリアルギャラリー)にてピエトロこと菊池仁志さんの個展が開かれました。今年の8月に軽井沢・日動ギャラリーで35年ぶりにお会いして以来、公私ともに楽しいお付き合いをさせていただいていますが、今回はなんと、この私が会場の構成・演出のお手伝いをさせていただきました。
何しろ『楽しい人生を過ごすノウハウに関してはこの人の右にでるものはなし』という菊池さんですから、お話をいただいたものの、搬入・準備の当日まで頭を白紙の状態に保ち、会場の素晴らしい環境と空気感、そして菊池さんの生活感を見据えて、カジュアルなライフスタイルを前面に出した構成としました。
このような会場構成の仕事は実に5年ぶりですが、今回は菊池さんの『FREE TIMEの楽しさ』が全てのベースだけに、ちょっとした感覚の違いも許されず、正直言って、なかなかきつい仕事でありました。
今回の個展はガラス絵がテーマで、菊池さんが自ら発見した技法によって透明感が素晴らしい作品に囲まれ、これまでのオーソドックスな水彩画に加えて、会場は爽やかなスポーツの空気が流れていました。
さて、この会場となったサカギャラリーは、以前、坂倉準三メモリアルギャラリーとして公開されていましたが、周りの環境の急激な変化に伴い近々再開発のため壊され、この一角は二年後には生まれ変わった環境となるようです。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント