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2007年11月 8日 (木)

1967年・バルセロナ

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1967年、初めてのヨーロッパ旅行は、ブランズハッチの自動車レース・ジュネーブのモータースポーツショー・ミラノのMIASというスポーツ用品トレードショーの取材班に紛れ込んだ旅行でしたから、通常の観光旅行とは違い、毎日がスリルと度胸を試されるような出来事の連続で、今から思えば、どんな状況でも腹を決められる根性が養えたのも、この時の経験があったからこそではないかな・・・などと思っています。何しろ、45日間殆ど毎日が車の移動で、走行距離15,000キロという若さで乗り切った旅行でしたから・・・。

そんな中、この取材班で一番年上なのに一番静かなY田さんが、モナコのカジノで賭けた一発逆転の願いがもののみごとに当たって、途方もない大金を手にしました。普通ならば、ここで自分だけのものとするところを、さすが大人だったY田さん、皆でバルセロナまで大名旅行という事となってしまいました。モナコからバルセロナまで、あのコートダジュールを左に見ながら、これから待っているバルセロナのお楽しみを一人ひとり想像を高めつつ、当時はあまりにも遠い国、スペインまでやって来たのでした。

復活祭の時期とも重なっていて、毎晩深夜までバルセロナの町は人で溢れ、花火もあがって、という日本では体験した事のない、享楽好きな国民性にまず、びっくり!。翌日、ホテルのコンシェルジュにチップを渡して手に入れたチケットを手に、闘牛見物となりました。初めて見る闘牛には日本人では目を覆いたくなる場面も多く、あまり馴染めませんでしたが、私は、ニコンFの望遠レンズを通して観客の興奮状態を覗き見るのに精一杯でありました。当時、人気・実力ともに一番の闘牛士(エル・コルドベス)が登場して来ると最高潮となり、ご覧のような盛り上がりでした。

今や、スペインでも動物愛護の追風が吹き、闘牛士になる少年も激減のようですが、この時代は闘牛士がスペイン国内の花形職業の頂点でした。

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