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2007年12月28日 (金)

表参道の裏道には!

Rimg4522 Jiuy 少し前の写真ですが、此処何年の中では洒落たセンスの筆頭と勝手に思ってますので、掲載しました。

表参道・キャットストリートと称されるこの店の前の通りは昔、川が流れていて、それを1968年に暗渠となり今に至っています。

この界隈はここ十年であっという間の様変わりが起きて、以前のようなこれから頑張ろうとしている若いクリエーターには到底手の出せない家賃となり、アドバンテージの高い挑戦的な店は皆無となって大手の覆面ショップや、海外ブランドのカテゴリーショップなど、すっかり金の成る木の道筋となってしまいました。それでもこの界隈の黎明期のちょっと猥雑な雰囲気は点在していますが、此処を散策する人々の中に最新のモノをチェックしているような、いわゆる業界筋や地方のアパレル関係者などが目立ってき始め、感性の優れた若いクリエーターの何人かは此処を見限って、渋谷から半径1キロ近辺の落ち着いた住宅街と活気のある商店街のある青葉台界隈へと移行してしまいました。そこもやはり川の傍ということは、どうやら川には新しい息吹を吸引する作用があるのかも知れません・・・。

そんな中にこのようなユーモラスなウィンドーを発見すると思わず微笑んでしまいますが、この店の母体もほんの20年ほど前は、小さな可愛い雑貨と軽衣料品中心の店でありましたが・・・今や日本を代表するアパレル会社と手を組んで、ビッグカンパニーと成りました。

ところで、1947年(昭和22年)アメリカ軍によって撮影された神宮前界隈の航空写真を眺めると右側に蛇行する黒い線が見えますが、これが今のキャットストリートの本来の川の姿です。この川、江戸時代には穩田川と呼ばれていたものの今では渋谷川と呼ばれるようになり、一説には唱歌『春の小川』のモデルとなったとも云われてます。穏田商店街もこの頃は全く影も形もないような姿です。その昔はこの界隈が川を中心とした水田地域であったことが、地元の和菓子屋『瑞穂』の店名からも偲ばれます。ついでに、左に見える図々しいほどの豊かな環境はいわずと知れたワシントンハイツでありますが、これを観ても戦争の勝ち負けが明白でありますね。

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