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2008年2月 2日 (土)

日本の色名の深さ!

Photo 色彩の選定は仕事柄頻度の高い業務で、最近は標準化と情報共有という効率面からも、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックの配合率で決定していく理性的な作業が主となっていますが、その昔、この日本ではひとつひとつの色に四季・自然環境から植物生態にいたるまで、奥深い意味のある名前を付けていました。

具体的には飛鳥時代から室町時代あたりまでを権威の象徴としての意味合いの濃い古代色、江戸時代を中心とした流行色の意味合いの濃い近世色に二分されているようで、このふたつには名前にも相当な違いがあるようです。

さらに、色を商売の隠し味としている産地問屋や町の商人、そして今で云うコーディネーターのような悉皆屋http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0434.htmlなどは、それぞれ独自の色の名付けを持ち、それ自体がひとつのコード(暗号)でもあり、一子相伝・門外不出のような時代もあったそうですから、今日の標準化とは対極の正にトップシークレット・オリジナルなのであります。

さて、日本の色に関しては、平安時代からの装束研究をしている高田装束研究所http://www.takata-courtrobe.co.jp/や、日本の伝統色のサイトhttp://www.studio-mana.com/ippuku/dentousyoku/など幅広いサイトがあるのにも驚きであります。

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