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2008年2月26日 (火)

日本橋の美しさ

1953 日本橋三越前にあった旧第一勧業銀行跡地に大きなフェンスが出来、その壁面に大きな日本橋界隈の写真が貼られていました。日本橋の商業地としての栄枯盛衰をこの巨大な写真を通して目にすると、その変遷がリアリティを以って伝わってきます。

この写真はその中の一部ですが、1953年(昭和28年)のもので、三越方面から観た日本橋です。正に日本の一等地に相応しい姿でありますが、情けないことに僅か10年後には上を首都高速が出しゃばってしまい、暗黒の闇と化してしまい、それに引きづられるようにこの地は時代の光とオーラを失っていきます。

それでも、ようやく日本橋を昔の姿に戻す動きも東京都の検討レベルから具体化のレベルまでブレークダゥンしたようですから、その実現に向けて若干の疑心暗鬼はあるものの、この写真のような姿に戻るのであれば誰もが納得するでしょうし、それが正しい決断であることは後世証明されるのかも知れません。

下の写真はさらに遡ること25年前、1928年(昭和3年)の写真で、上の撮影場所とは異なり三越方面を撮影したものです。走っている自動車と人力車の様子からは迫り来る昭和恐慌の微塵もなく、さすが大三越の威容・帝国製麻の煉瓦ビルも完璧であります。

1928いつのことかは分かりませんが・・・全ての首都高速が地中化し、水の都・東京が復活して世界に誇る美しい都市に舞い戻ることは、叶わぬ夢なのでしょうか・・・。

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