桜新町・モダンな壁
久しぶりに春らしい穏やかな快晴のこの日、桜新町の住宅街を犬連れで散策しました。このまちは南北に風通しの良い道が整然と走っていて、しかも車の運転に慣れていない方ですと、絶体絶命になりそうな曲がり角の連続が其処彼処に点在しています。
さて、この家の前を通りかかった時、あまりの白の眩しさに暫し見入ってしまいました。築50年程経っているような趣きの木造平屋でありますが、どうやらこの白壁のあるところは元々、窓か何かが在った様な気配が濃厚です。何ゆえのことか計り知ることは出来ませんが、短絡的には西日の眩しさに耐えられなかったのでは・・・、などと推測してしまいます。
左に見える懐かしい町内会の掲示板も、何も貼られていませんと、なかなか洒落た趣きを見せてくれますし、その上白をバックにうまい具合に自然発生的に育った植物の雰囲気も、作為なしとはいえ、神業的お見事なバランスであります。
この物件は、偶然性の複合化に因る、モダンスピリッツに溢れたものでありました。
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