水彩の習作!
水彩画のもっている魅力のほとんどは、偶然性と一発勝負だと思っていますから、たまに時間をとっては、ひたすら無心に成り行きで思いついた画面を描いてみます。
理想は、ほとんどアスリートのような感覚で、練習に練習を重ね、ある時期から自由に自分の思い通りに画面をコントロール出来たらば最高なのですが・・・。
この日、久しぶりにRowneyの固形水彩を出して、何種類ある紙からMOREAUという紙の300g細目を選びました。この紙は最近気に入っているもので、発色・吸い込みが冴えて
います。
先にセルリアンブルーの空を極太の筆で一気に描き、乾き切る前に水だけを含ませた筆で上から下ろすと、偶然から生まれる雲が現われます。この感じは紙の種類によって効果がまったく異なりますが、今のところ私はこの紙がきれいに表現できると思っています。
草原はゴールドグリーン・サップグリーン・バーントアンバー・イエローオーカー・セピアの各色をたっぷりと、やや濃い目に作りパレット上で混色していきますが、二色以上の混色は濁りが生じあまりお奨め出来ません。ベースとなる背景が出来ればあとは味付けに樹木らしきもの、反射する水辺などを表現するとほんの5分ほどで、出来上がり・・・という訳でありますが、最初は躊躇いがちになって、勢いで描くことに慣れませんから・・・ひたすら、速く黙々と数多く描くほか、ないのです。
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