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2008年3月17日 (月)

カメラマンは洒落者だ!

写真:ディミトリー・ボリアPhoto_2

カメラを持つこと自体がステータスの証であった頃は、報道カメラマンもご覧のように正しい男の身なりを以って、被写体に対峙していたのです・・・。

今では汗臭そうな身なりのだらしない輩ばかりとなってしまった報道カメラマンは、他社よりも一瞬でも早くその画像・映像を届けるために身なりなどに構っていられないのでしょうが、もうそこには情けないとしか言いようのない、無様な姿が右往左往するだけです。

この写真は戦後間もない頃のスナップでありますが、GHQに関係する報道カメラマンのスタンバイの様子です。身なりもそうですが、しっかりと、おそらく丹頂かケンシといった銘柄のポマードで固めた頭が時代を読み取っています。

私も従弟が居候していた小学生の時、従弟が居ない時を見計らってだいじにしていた丹頂ポマードを塗ってみたものの、髪の毛が異常に立ち上がってしまい、両親にも見つからないようにこっそりと風呂場で、それも当時ですからお湯などすぐ出るわけもなく、ひたすら冷たい水でポマードを洗い流すのに、それはたいへん苦労したことを思い出します。それでも、異様とも思えるポマードの強烈な香りが、一瞬ではありましたが大人気分にさせてくれました。

この時代の日本映画を昨今、BSなどで観る機会がありますが、三船敏郎をはじめ、男優たちのテカテカ頭は時代の先端であったのです。

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