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2008年4月16日 (水)

ご機嫌な宿まで、もう少し

Yhgkickiytrij_2 08650u1 フランク・パターソンさんのイラストレーションの魅力は、あたかも観る者がそこを一緒に走っているかのような、臨場感に満ちていますから、いつ観ていても飽きないどころか、最近はますます惚れこんでしまった感があります。一番シンプルなジロットペンにインクをその都度付けては描くという、最も古典的な技法で一本一本の線を疎かにしないで描かれた紀行画にはその場の空気感がしっかりと浸み込んでいますから、同じ場所を撮影した写真よりも何故かぐっと迫ってくるものがあります。

それにしても、この絵に登場しているランドナー乗りの紳士の後姿、とくに肩の線などは自転車乗りでなければ捉えられないみごとな丸みを帯びていますし、「もう今日の宿Malmshead Innまでもう少しだ・・・」という安堵の気持ちまでもが伝わってきます。

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