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2008年5月30日 (金)

鈴木新太郎・草上の桃 1930

40 昭和の始め頃、鈴木信太郎は頻繁に奈良を訪れて、奈良ではの、風も爽やかな秀作を数多く遺しています。

奈良公園で描かれたといわれるこの絵にも、鈴木信太郎ならではの、優雅な生活感が表現されていて、観る者に豊かな気持ちを呼び起こしてくれます。

この構図からして、鈴木自身がビール瓶や桃の入った篭などを試行錯誤しながら、この画面に落ち着いたのでしょう。季節は初夏なのでしょうか、草花の香りさえ感じるような静物画と風景画の中間作品です。何故か、グラスが見当たらないところなど、鈴木信太郎の繊細でありながらも、大雑把で大胆な性格がよく出ています。

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