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2008年5月21日 (水)

1963・新宿駅南口

1963 1963年といえば、私はほぼ毎日自転車で高校に通っていました。

又、テレビ・ラジオを通して聴こえてくるアメリカン・ポップスのサウンドよりも何故か大人の薫りがするフォークソングの方に興味がいって、わざわざ当時¥1,700ほどしていたキングストン・トリオやブラザース・フォーのLPを親にせがんで買ってもらい、聴き込んでいた頃でもあります。

翌年は東京オリンピックということで、一年前から大突貫工事がピークを迎え、甲州街道を中心とする幹線道路や都心までの抜け道は普段見たことも無いナンバーのダンプカーが、文字どうり、かっ飛ばしの大忙しでありました。空は工事の塵で曇りがちで、これも工事に伴う埃が舞い上がっていて、体に悪いなどという噂が実しやかに言われてましたから、今の北京とまったく同じような環境劣化状態でありました。

住まいが井の頭線でしたからせいぜい渋谷に出る程度で、新宿などには行ったこともありませんし、一年後の東京オリンピック・テレビ中継で、裸足のアベベが正にストイックな風貌で黙々と、このすっかり整備された新宿南口の陸橋を走っている姿が焼きついています。ところが、アベベが甲州街道を給田方面に向かうにつれて、映し出される映像は、徐々に昔の風情となって、竹かご屋があり・・・、茅葺屋根が連なっていたり・・・と、まだまだ東京西郊外はのんびりしていた、村そのものでありました。

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