最近の花は・・・。
普段、見慣れている景色や、場所に突然、記憶になかったものが現れると、びっくりするものですが、最近は、記憶力も以前ほど自信がなくなり、うっかりすると、変化そのものが分からなくなっていたり、します。
花・植栽の分野もご他聞に洩れず、花の遺伝子何とか・・・やらで、極端なことを言えば、色・柄・カタチも人間の感性の思うまま・・・といったレベル迄、到達した様ですから、この世界にアーティストと称する輩が、飛びつき始めるのかも、知れません。かといって、作家の思い入れたっぷりな花など、懲り懲りなのは、私だけでしょうか・・・。
駒沢公園に咲く、このチューリップのデリケートな混色も、以前には見たことがありませんから、ひょっとすると、最先端の遺伝子配合の、お陰なのでしょうか・・・。イエローからローズピンクに至る色相の移調が、おみごと過ぎて、ただ見入るだけでありました。
さて、世の中では凡人の知らぬ分野で、計り知れぬ恐ろしい研究や開発が進行しているようですが、せめてこのような、美しい分野だけに留めておいて欲しいものです。
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