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2008年6月29日 (日)

信州便り・旧 志賀高原ホテル

Rimg10387 Rimg10381 石の湯ロッジに別れを告げて、小布施の帰路につきました。土曜日でしたが、全くと云って良いほど、車に遭遇せず、下りの慣れない運転の車に前をふさがれることもなく、快適に丸池まで下って行きました。丸池ゲレンデが過ぎ、ふと、右手を観ると、何と懐かしい志賀高原ホテルがまだ、その存在振りを堂々と誇っていました。

1930年から1999年まで、多くの著名日本人をはじめ、海外要人も訪れ、高原の社交場として、特に、戦後の数年がその絶頂であったと聞いています。戦前は旧華族・財閥を中心とした避暑や冬のスキー場として、その揺ぎ無いステータスは、1970年代までは不動でした。その後、スキー人口の大幅な減少、高速道路の完備により志賀高原も日帰りコースとなり、滞在型リゾートとしての意味が薄れてしまう・・・など、紆余曲折の後、現在の姿となってしまいました。

私が志賀高原のベースキャンプにしていた石の湯ロッジは、こことは正反対のキャビンのような風情でしたから、湯田中から上ってきて、この三角屋根が見えると、その整然とした建物に襟を正したものでした。

藤森照信さんを中心とした旧志賀高原ホテル復興プロジェクトは一段落したようで、この日、周囲の芝生や造園も完成していた様子ですから、いずれ、何らかのかたちで、この素晴らしい建築を再び利用できる日も間もない、と思うのですが・・・。

今では作りたくても、消防法の絡みでこのような美しい建物は、作ること自体が不可能な時代ですから、よくこの物件を保存した「和合会」という志賀高原の財団に、感謝であります。

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