« 信州便り・小布施 早朝の小径 | トップページ | 信州便り・小布施 モダンコントラスト »

2008年6月26日 (木)

信州便り・小布施 花と緑の町

Rimg1024201Rimg10365Rimg10494官民一体となった花のまちづくりへの取り組みは、ヨーロッパ花の研修などを通じ、全町的広まりを見せる中、個人の趣味のガーデニングがまちづくりにもたらす効果を明確にし、目的と参加意欲をもって取り組みが行えるよう、花によるまちづくりの理念を定めました。これは、”外はみんなのもの、内は自分のもの”という概念から、住民と行政の役割を明確にし、「1、美しいまちづくり 2、心の文化を育てる 3、町の資源を有効活用する」の三つの基本方針を掲げています。そして、この方針の一番目に掲げる美しいまちづくりに花をもって取り組むため、①花によって町を装いましょう。②花によって福祉の心を育てましょう。③花を町の産業に育てましょう。 の三つの目標を定め、花によるまちづくりの基本方針を明確にしました。(小布施オープンガーデンブック・花のまちづくりの三つのコンセプト)

長野県・小布施町は四方4キロほどのコンパクトな町ながら、此処に暮らす皆さんが、生活環境を自然の花や緑の力を借り、美しく磨き上げています。その上、独自の観点から捉えた小売・飲食店舗も多く、いつ来ても飽きることのない、国内では稀有な町といえます。外国人にとって京都に次いで人気のあるこの町には、この時季は花が咲き乱れ、それも洋も和もうまく溶け込んでいます。疎かになりがちな道の隅にもきちんと花・植栽が造作され、さらに、庭園所有者のボランティアによる、オープンガーデンも私の好きな和系の花・植栽から、少し郊外に出ると、イングリッシュ・ガーデンありと、そのバラエティの広さが嬉しくなります。よくぞ、ここまで行政と住民が同じ志のもと、美しい町にされたものと、感心する以外、何にもないのです。誰が指導されたか計り知らぬことですが、この町は、環境における細部の重要性を熟知してますから、とにかく、何処に居ても快適なのです。

早朝からいたるところで掃除をしている皆さんの姿を観ているだけでも、都市では遠い昔に消え去った住民同志の日々の生活文化に対する意識の高さと、訪れる皆さんへの気持ちよく過ごしてもらいたいという心得が、此処にはきちんと残っていることを嬉しく感じるのです。

小布施郊外にはフラワーセンターという場所があって、此処では、地元で栽培した花を鉢で販売しています。仕入れの花は一切なく、ここにも小布施町の気合の入れようが、マーケットを意識しながらも、誇り高い、地元プロダクトアウトの気構えを失っていないのです。Rimg10370

   

|

« 信州便り・小布施 早朝の小径 | トップページ | 信州便り・小布施 モダンコントラスト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/21833569

この記事へのトラックバック一覧です: 信州便り・小布施 花と緑の町:

« 信州便り・小布施 早朝の小径 | トップページ | 信州便り・小布施 モダンコントラスト »