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2008年7月30日 (水)

内房総・保田 1949

Photo 写真撮影:ディミトリー・ボリア

美しいニッポンそのもののような写真ですが、1947年、GHQ専属カメラマンとして来日、多くの今となっては貴重な日本全国の風俗を撮りまくった、ディミトリー・ボリア氏が内房総の保田漁港を撮影した1949年の一枚です。

美しい海岸線は今は全く残っておらず、あのテトラポットの醜い姿をさらけ出していますから、このような写真を観ているだけでも、考えさせられること多々あります・・・。

さて、この時代はまだ江戸時代から続く網元が漁業権を支配して、漁師から搾取していたらしいのですが、漁師の姿にはそんな暗い感じもなく、漁港らしい活気にみちています。

また、飛びぬけるような青空に、新しい時代がじわじわと来ている象徴のような気配が乗り移っているようでもあります。

江戸時代からの悪しき慣習が廃止、民主化による新漁業法がこの年1949 年12月に施行され、その後、組合が漁業権を掌握していくという、正にこの年の漁民にとっては大革命の、素晴らしき夏模様であります。

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