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2008年7月 4日 (金)

45年ぶりの鳥居峠

20080628 196306jpg 196301 196302_3 先月末は、二週続けて、小布施行きということになり、慌ただしいこととなりました。後の週は、早めに東京をスタートして、長野自動車道を上田で降り、鳥居峠方面に向かい、45年前にさんざん辛い輪行となったサイクリング合宿のコースを一部ですが辿ってみました。当時の鳥居峠は砂利道で転倒するメンバーも居て、厳しい道でしたが、今や快適な舗装となっていて、ご機嫌なドライブとなりました。しかし、写真に残された峠らしい趣きは全く消え去って、地元の有志による味噌汁・山菜の無料サービスで、関係者だけが盛り上がっていました。当時は、この日とは逆コースで、吾妻川を横に観ながら、渋川方面から上田に向かい、上り坂をひたすら砂利と小石にタイヤを滑らしつつ、この鳥居峠を目指して頑張ったのでした。途中、パン屋で買ったコッペパンが、石のように硬く、水を付けながら、ふやかして食べた昼飯の記憶が今でも鮮明です。鳥居峠まで来れば、あとは快適な下りが待っていると嬉しがっていたのですが、思った以上の急な下り坂の連続で、ブレーキのかけっぱなしとタイヤが滑ったりで、菅平の宿に着いても振動の余韻は抜けず、へとへとな状態となりました。

さて、小布施から戻り、当時、一緒に走った佐々山厚さんhttp://www.geocities.jp/aysasayama/が合宿スケジュールを保管していたことを記憶していたので、電話したところ、早速、メールでこのデータが転送されました。毎日の出来事が簡潔ながら、今でも、あの時の汗と誇りまみれの毎日が鮮明に蘇ってきます。第三日に上州三原をスタートして、鳥居峠を越え菅平に到着する日のデータが出てますが、時速五キロ前後の速度でとろとろと上っていったことが記録され、この日のイメージは今も身体が覚えています。このデータの最後の日に出てくるのですが、甲府からセンター(何故か、東京サイクリングセンターに寄っている!)まで116キロを、佐々山さんと二人で重い荷物を載せ走ったとは・・・、元気な古の頃の記憶が、また、蘇ってしまいます。

こと左様に、些細なことでも、まめに記録に残すことは、面倒くさいことではありますが、あとからこんなにも鮮明に、時をリバースさせてくれますから、人生には、けっこう大切な技術であると確信してしまいます。とくに、手書きだからこそ、時の経過も一緒に戻れるわけですから、やはりここでも、アナログのもつ強さを実感する次第です。

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