多摩川の夏の風物詩
今はありませんが、昔、この店の向い一帯には多摩川園(1925~1979)という遊園地があって、郊外の比較的こじんまりしたアッパーミドル御用達のレジャーランドとして、賑わっていました。その上品ながら賑やかな気配はもう何もなく、今では、このお店の店先に子供用の釣竿・網などが並ぶと、みごとな、昭和の夏の姿が蘇ります。逆に、秋から早春までは、ひっそりと忍んでいるような姿から、過ぎ去った昭和の哀しさが、薫ってきます。
多くのサイクリスト以外にも、この時季、釣り人・川遊びの人にとって、この場所は涼を求めたり、アイスクリームを頂いたり、世間では見られなくなったレトロの世界を愉しむのです。不思議なことに、多摩川に遊びに来ている若い世代や外国人にもその姿が珍しいようで、記念写真のスポットとしても人気があるようです。
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