« 藤山一郎さん | トップページ | 瀬田の環境 »

2008年8月14日 (木)

昭和の残照・南麻布

Img_7277 先日、早朝の港区自転車ロードを愉しみました。コースは普段の快速指向でなく、自転車ならではの、裏道・寄道・戻道を繰り返しながら、久しぶりの都市考現学的な徘徊のようでもありました。

以前から昭和の記録写真を見ていて、南麻布の木造住宅が密集していた辺りはどうなっているのだろうか?などと思いつき、広尾ホームスという私好みのマンション脇を抜けて路地に向かいました。この近辺は外国人の密度も多く、独特の生活環境の薫りに満ちていますが、少し奥に進むとこのような、懐かしい気配に出会いました。昭和20年代後半あたりの物件ですが、木造アパートの典型のような造作は、今や希少価値でしょう。この物件も周りの状況からして、近い未来に取壊しとなることは必至でしょうから、スナップをさせてもらいました。

このような外観の建物は1970年代までは何処にでも見られたものですが、あっという間に、家賃効率のよりよい躯体構造の建築に替わっていきました。この画像を見る限りでは換気装置も見られませんから風呂もないでしょうし、エアコンも奇跡のように付いていませんから、レトロ好みの日本人か、案外と便利生活に拒絶反応を起こす簡素志向の外国人が住んでいらっしゃるのかも知れません。

|

« 藤山一郎さん | トップページ | 瀬田の環境 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/6746560

この記事へのトラックバック一覧です: 昭和の残照・南麻布:

« 藤山一郎さん | トップページ | 瀬田の環境 »