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2008年9月12日 (金)

三井記念美術館の鉄の威厳

Rimg12487Rimg12483_2  Rimg12490_4   三井記念美術館 http://www.mitsui-museum.jp/exhibition_01.html で開催されている 『NIPPONの夏
 応挙・歌麿・北斎から「きもの」まで』
を観て、多岐にわたる品々に表れた、日本の季節感のもつ繊細さに酔いしれたあと、出口のすぐ傍を見ると、重厚そのまんまな、軍艦の艦橋の入口のような姿が登場しました。三井文庫の立派な書庫の入口はこのような凄まじい安全対策を以って、そのお陰で、今日まで素晴らしい収蔵が連綿として一般に公開され続けているのです。戦前の團琢磨による「壮麗・品位・簡素」をコンセプトとした三井本館の名残の一部でありますが、その存在感に圧倒されました。三井銀行の金庫は現在も使われていて、一説によると、この鉄の塊を搬入する際、重量の凄さに日本橋の万が一を考慮して、濠を使い常盤橋から納入されたそうです。

時代の推移とはいえ、今や、こんな立派な存在感のあるモノを観ることもないですから、ここでしばらく、部品の絡み具合を観察していました。こういう構造丸出し、金属だらけ・・・というものに男性諸氏は弱いものですから、美術館の帰り、此処を眺めているのは男性だけで、ご同伴の女性は、間違いなく、立ち止まらず先を歩いているのです。

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