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2008年10月 4日 (土)

高岡・瑞龍寺

Rimg12898 Rimg12885 Rimg12891 Rimg12900 富山県高岡市にある、瑞龍寺 http://www.zuiryuji.jp/ は、加賀二代藩主・前田利長公の菩提をとむらうため、三代藩主・利常公によって建立された、曹洞宗の寺です。詳しいことは、ホームページでご覧いただくとして、その素晴らしいカタチとダイナミックなスケールを浴びると、訪ねる度に、新鮮な気持ちになります。総門・山門・仏殿・法堂が真っ直ぐに並び、その左右に禅堂と大庫裏を置き、その全ては回廊で結ばれ、全体の整然さからは、厳粛と自律を求める天の声が聞こえてきそうです。仏殿の瓦は全て鉛製で、徳川に対して抵抗勢力と位置づけられていたため、いざという時の火縄銃の鉄砲玉の材料備蓄を兼ねていたそうですから、なかなかのものです。因みに、鉛の総重量は47トンで鉄砲玉にすると250万発ということです。鉛製ですから凡そ40年ごとに葺き替えられ、現在も連綿として継続されています。もちろん、法堂の銅葺・その他の門のこけら葺(サワラの木)も葺き替えされるわけですから、継続性の凄さを垣間見ることができます。周囲には余計な建物が見えず、ただ空が在るのみ。開放感と厳粛な気持ちが一度に味わえるこの名刹は、華やかさの微塵も無い、禅寺の傑作でもあります。

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