荒ぶるアラカン(アラウンド還暦)
アラサー・アラフォーなどとマスコミが30歳・40歳の上下世代を含めて呼んでますから、それでは還暦の上下世代は何と呼べば良いのか・・・、などと考えましたが、やはり歩調を合わせ、アラウンド還暦をまとめて、アラカン世代と勝手に決めてしまいました。この世代、人数の多さに比例して、趣味の多様化も半端でないですし、元気・冒険心も格差があって、その状況を一番実感するのが同窓会であります。
さて、ちょっと遅くなりましたが、12日の日曜日、深沢にあるプロバイクショップ・BIKE&HIKEが主催する宮ケ瀬湖往復100キロ以上のツーリングに参加しました。当日7時半に二子玉川・二子橋川崎側に集合、総勢40人という大集団にいささか圧倒されましたし、ぎんぎんのスピード指向のグループも参加され、果たしてクロモリのやや街乗り系の私の自転車でどこまで付き合えるか、疑心暗鬼でありました。この日は絶好のツーリング日和で、徐々に陽射しも強くなり、快適な気分満点でありましたが、聖蹟桜ヶ丘の手前の厳しい上り坂には、ギア比の関係もあり、ほとんど喘ぎっぱなしでありました。悔しいことに、女性のサイクリストに抜かれること複数で、以前であれば、気合を入れて追いかけたのでしょうが、無理をすることの危なさを弁えている年でもありますから、ゆっくりと抜かれていっても動じなくなりました。普段はソロでの走行が主ですから自由に休憩を取りますが、この日は40人を経験・実力別のフィルターを通し4グループに分け走行しましたから、バラバラにならぬよう休憩場所も事前に確認済みで、楽しい遠足気分も満喫です。
宮ケ瀬湖を目の前にして、又、厳しい上り坂が続き、さすがに、ちょっとバテ気味となり、若い諸君に抜かれつつ、何とか最後尾のグループで到着しました。昔、来た時はこれほどきついとは思いませんが、既に還暦を過ぎた身・・・、少々哀しいものがあります。
全員が予約してあった蕎麦屋に集合。一人ひとりの自己紹介を聞いていると、アラカン世代がちらほらしているのに気付き、少し安堵しましたが、この皆さん、半端なパワーの持主でなく、例えば上の写真で赤のジャージを着ている松原さんは、年間18,000キロ以上走破するパワーですし、そのほかの方も、私とは違う世界の長距離マニアの皆さんです。
この日、朝7時半からスタートし、二子橋に戻ったのが午後4時半という大走行でしたから、しばらく筋肉痛で悩まされ、ストレッチも普段以上の時間を掛けましたが、三日間は身体が自由にならず、普段の自転車走行の生半可さを痛感しました。
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