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2009年2月 3日 (火)

富士吉田駅前・1955

Photo 富士登山のの仕度場所でもあった富士吉田駅前・「富士屋」を1955年頃に撮影したものですが、寒さが染み入るような光景です。富士山周辺のパノラマを描いた観光案内図もリアリズムに徹していて、誰でも解る親切表現で、嬉しくなります。昭和30年代までは看板からパンフレットに至るまでこのようなポンチ絵風の案内図は全国を席捲していたような記憶があります。

この看板の賛助商店などの一覧も、以前のブログhttp://sohske.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_c7ae.htmlに出した網代の看板と同じ職人さんの手によるものらしく、この看板職人さんは静岡の仕事を一手に引き受けていたのでしょうから、それは大忙しであったに違いありませんね。実はニールズヤードの社長・梶原健二さんがこの町の出身で、この店のことをよくご存知でした。梶原さんによれば、何でもここの主人が熱海の出身だったからか、地元の人はここを「富士屋」ならぬ「熱海屋」と呼んでいたそうです。

雪解けで足場の悪い坂道を誰も雪かきをするわけでもなく、成り行きまかせといったところでしょうから、当然この時期のお客さんは少なく、もう少し春になるまで、耐え忍ばなくてはならなかったでしょう・・・。

写真からは、寒さと侘しさだけが伝わって来ます。

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