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2009年2月 5日 (木)

広重・目黒太鼓橋夕日の岡

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今では目黒・雅叙園アルコタワーに夕日が反射して眩い処は、その昔太鼓橋という名の、夕日を逆光にして眩い艶やかさを演じた紅葉の名所『夕日の岡』にある、石積みの橋でありました。『夕日の岡』と呼ばれているのは今もその急勾配が心臓にきつい、現在の行人坂のことです。権之助坂ができるまでほこの坂が江戸府内に至る主道であったそうですから、坂下に現在もある鰻屋の存在は、精をつけてからもうひと頑張りという意味も含んでいるのでしょうか。

今も初めて目黒のとんかつ屋・『とんき』を目指して行くお客さんの中には、稀に行き過ぎにも気付かず行人坂を下って雅叙園に行き着いてしまう方もあるそうですから、昔から魅力のあるゾーンであったことは間違いなさそうであります。

現在の目黒川と江戸時代のそれは全く流れる位置も違いますし、もう別物と言ってもよさそうな地勢でありますから、いつ頃、大幅な工事が為されたのでしょう。もしそのままの景観であったならば都心のヒルクライムのお休み処としてもベストスポットであったでしょうに・・・。

Rimg6713 おそらくこの橋のある道筋は、その昔、大鳥神社や幡龍寺への道として隆盛を誇っていたのでしょうが、今や雅叙園への道としてしか機能していないような有様です。それにしても、降って沸いたような平成の地図に斜めに走る目黒不動へのバイパスのような道は、これもいつ頃出来たのでしょう・・・。

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