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2009年3月 9日 (月)

あざみ野のホームコンサート

Rimg17115 Rimg17239 今から45年程前の高校一年生の時、とびっきり可愛い(吉家京子さんという)女の子が入学してきました。小学生・中学生時代は、武蔵野の自然に恵まれた環境の中で、元気いっぱい遊びに励んでいた連中も異性が気がかりとなる年頃になり、その女の子をほぼ全クラスの男子が意識することとなったのです。男女共学とはいえひとクラス45人ほどの中、女子は多くて5~6名という比率は共学という概念のバランスを欠いたものでしたから、女子の話題には極めて敏感であったのです。当時の高校校舎は3年生を除き、全クラスが自由に往来できる通路がなく、遠いクラスともなれば、その女の子の姿を見に行くにも、わざわざ、階段を下りたり上ったりしなければならず、たいそう手間のかかる環境でしたが、苦労の甲斐があってあまりある、彼女の素晴らしき立振舞いでありました。そして、期末試験のたびに、その女の子の頭脳明晰ぶりが開示されると、男子は「ウォーッ!」という雄叫びをあげるのでした。

それから45年、彼女も今では、横浜市青葉区のあざみ野でホームスパン工房http://yoshiie.seesaa.net/を主宰し、既に30年以上の月日が経ち、仕事の合間を縫いつつ地域の交流の一環として、凡そ4年に亘り11回の幅広いホームコンサートを続けられています。

というわけで、3月7日の土曜日、フォークシンガー・小林啓子さんhttp://www.kobayashikeiko.com/のホームコンサートが、あざみ野の吉家京子さん宅で開かれました。吉家さんと小林さんは小・中学校の同級生で、そのご縁がもとで2006年から年一回のコンサートが開かれています。私世代の定番曲として、北山修さんのメドレー・フォークソング・アイリッシュソング・日本の唱歌など15曲を通しで歌われ、小林さんの澄み切った歌声は最近の閉塞感を払拭するような清清しさでありました。吉家さんの工房の生徒や地域の皆さん、そして、50年前に吉家さんに憧れていたオールドボーイも会場一杯押し寄せ、コンサートのあとの宴会はほぼ、同窓会と化していました。

幸いなことに、ひとつの音楽で同時代の記憶が蘇る私世代ですが、現役の新聞記者である岡田さんに至っては、すっかり封印されていた青春の記憶がこのコンサートで解かれたようで、次から次へと鮮明に1960年代中頃から70年代前半の出来事を、職業柄とはいえ、みごとな解説つきというおまけもありました。

鈴木工務店http://www.suzuki-koumuten.co.jp/によるきちんとした住居空間も素晴らしく、春の季節らしい吉家工房の皆さんの彩り鮮やかな手料理をはじめ、ほのぼのとした春爛漫を彷彿させる一日でありました。

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