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2009年3月 5日 (木)

時季の施し。

Rimg12101 水流や雲流を象徴的に表す表現を少しアレンジし、しかも春の新緑の野原に応用したこの器は、盛り付け効果をも計算しつくし、完璧な器としての機能も兼ねそなえています。土筆のあしらいなど、新緑とのコントラストを配慮し、しかもヘタウマ的構成を計算したがごとく、春のおだやかささえ、薫ってきそうです。

器の世界のことは詳しく分かりませんが、琳派的抽象・具象の対比、色調のバランスなど、非の打ち所の無い、逸品であります。

角皿は、使ってみると、食材同士の間の取りかた次第で粋にも野暮にもなってしまい、結果、あしらう人間の感性の程度がばれて親しみがありませんが、野趣に富んだ早春の野菜などを小細工なしに大胆に盛付けること以外、この器にはぴったりなまとまりは、ありません。

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