« あざみ野のホームコンサート | トップページ | 多摩川便り・春よ来い! »

2009年3月10日 (火)

デュフィのコンサート

0213 ラウル・デュフィー(1877~1953)http://www.depo.jp/art/dufy_inv_001.html は、異邦人の多いフランス画壇においては生粋のフランス人として、フランス国内はもとより世界にも絶大な人気があって日本でも多くのコレクターがいます。その魅力はなんといっても南フランスの明るい色彩と、画風に表れる豊かな生活スタイルであり、その持って生まれた感性は絵画の修業もそうでしょうが、むしろ子供時代から周囲の環境を自分の目でしっかりと見据えていたからに他ならないでしょう。

このシンプルな筆勢で描いた室内四重奏の様子も、見事なバランス感覚で仕上がっています。とくに演奏者一人ひとりの画法が異なっていて、夫々の楽器の奏でる音色の微妙な違いさえも聴こえてきそうです。会場の雰囲気は決まり過ぎともいえるほどですが、スピード感のある筆使いと書き残し的な部分が功を奏して、余韻とリズムのあるモダンな画趣となっています。

|

« あざみ野のホームコンサート | トップページ | 多摩川便り・春よ来い! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/29019/8833317

この記事へのトラックバック一覧です: デュフィのコンサート:

« あざみ野のホームコンサート | トップページ | 多摩川便り・春よ来い! »