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2009年3月15日 (日)

骨太の本!

Img_7031 活字中毒にも近い日々を過ごしていたのは、30歳代から40歳代にかけてでしたが、その後視力の低下に伴って、今やすっかり本とのお付き合いも、遠のいてしまいました。

しばらくぶりに、本棚に入りきりだった本の風通しをするために、棚から引きずり下ろして、一冊一冊中をパラパラとしましたが、指先の脂肪分はお腹周りと相反して無くなってしまったので、捲るのに手間の掛かることとなってしまいました。今や、古本も目方で売買されるような時代ですから、自分にとって残すべき本の見極めも出来ないでいますが、この画像の三冊は私にとって、絶対に捨てられない本であります。

柳宗悦・永井龍男・河合寛次郎というなかなかの曲者ばかりの本でありますが、それぞれに経験・実学を通して観た観点・哲学に私もずいぶんと勉強させてもらいました。当時は、どろどろした商業関係の仕事をしていましたから、この著者のような現実社会と一歩離れた視点からの感性に、寛ぎを求めていたのかも知れません。日々、どたばたと新商品の選定や開発にと追われていましたから、振り子の論理と一緒で、反作用の方向をとってバランスを保っていたのではないかと思います。

今から思えば、若かったからこそ乗り切れた、毎日限りなく朝に近い午前様というバブルの絶頂時にも、、狂乱の罠に掛からず、悪魔の誘いにも惑わされることなく、今日も元気で居られるのは、この類の本があったからこそ・・・のようなものです。

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