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2009年4月16日 (木)

銀座ミキモト・水引の花畑

Rimg18693 Rimg18691 Rimg18684 今では、日本の老舗の多くに特有な意固地な守旧感覚を捨て去って、明るい現在感覚を上質に店頭表現できる店は、さほどあるわけなく、殆どの店はインスピレーションのない商品展開に終っています。

しかし、此処銀座には、ニッポンのプライドをいつも新鮮な感性で、歩く人々にオアシスのようなひと時を過ごさせてくれる、ミキモト http://www.mikimoto.com/jp/index.html のウインドーがあります。創業110年にあたる今年は、例年以上にそのディスプレーコンセプトに輝きが増し、これまでの、ヨーロピアンエレガンス一辺倒だった業界に袂を分けてしまったように、コンテンポラリー・ニッポンの薫りを満載してくれてます。日本の伝統工芸でもある水引を使った花畑は、抽象・具象の中ほどの造形を通し、柔らかい光を背景に、ソフトな春の到来を告げています。

売上の下降を食い止められない店の殆どが、プレゼンテーションをコンダクトする余裕などなく、初歩的な物品陳列に終始している銀座ですが、ミキモトのこのスペースだけは、銀ブラの皆さんを、特別、旬のお告げを賜るような敬虔な気持ちにさせてくれます。

尚、正面のミキモトガーデンプラザには銀座風物として定着している京都嵯峨の桜守、16代・佐野藤右衛門さん http://www.uetoh.co.jp/ に育てられた八重咲きのウコン桜がほぼ満開してますから、(淡い黄緑色の)遅めの華やぐ銀座のさくらを堪能できます(4月21日まで)。明治以降、全国一律に広まったソメイヨシノという桜でないところも、桜の世界を知り尽くした佐野さんの提案なのでしょうか・・・。ミキモト!、なかなかやりますね・・・。

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