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2009年4月18日 (土)

サンフルーツのビジュアル指向

Rimg18433 Rimg18429 いわゆる、美術・デザインのカリキュラムには、食に関わるものがありませんが、多くの優れた料理人には素材吟味、調理加工、原価計算・上代設定、盛付などを瞬時に、総合的に見据えられる能力が備わっていて、これはもう、総合デザインの範疇なのです。

というわけで、久しぶりに東京ミッドタウンに出向き、新しいNIPPONSTYLEをキーコンセプトとしている此処の各階を徘徊してみましたが、アパレル系はまったく死んだも同然。この世界景気の衰退をまともに被ってしまったのか・・・、商品に発信力も提案力もなく、ただ、モノがぶら下がっている状況であります。このような状況だからこそ、来店者にもっと美しさという小売のサービスを前面に押し出すべきなのですが、担当者の目の前の売上しか見えていないブランドの底の浅さが露呈してしまいました。

そんな中、地下一階のサンフルーツは季節のメリハリをていねいな組合せを通して、顧客に提案し続けてくれます。しっかりと研がれた包丁でカットされた切口のシャープさには、房の乱れなど一切なく、潔ささえうかがえます。

きわめて、カジュアルなフルーツの世界に、日本の旬の感性を盛り込んだこの店舗が、今のところ、私のお気に入り、一番です。色彩設計といえば大袈裟ですが、この店のプレゼンテーションには、連綿としてブレのない、アートディレクションの薫りがしてくるのです。

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