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2009年4月 3日 (金)

フィルム缶

Rimg0997 Rimg0998 父の遺していった茶箱やダンボールの中には、見慣れないものが多く詰まっていて、簡単に捨てられそうもないものばかりが散らばっていました。

葛篭の箱にライカⅢfと一緒に残っていたこの缶は35ミリフィルム缶ですが、何処にもへこみ傷ひとつなくほぼ完全な状態で入っていました。ドイツのフィルムメーカー、アグファ製なのか定かでありませんが、この美しい缶ひとつとっても1950年代の律儀なドイツのマイスター魂が浮んでこようと云うものです。

ラベルのカラーといい、蓋にプレスで浮き上がったRAPIDの書体といい、たかがフィルムという消耗品を保護するものに過ぎないのですが、当時の写真というものがどれほど、高価な機材に囲まれていたのかが、このようなフィルム缶ひとつ採り上げても推測できるのです。

今や、撮影に失敗してもパソコン内の画像処理でいくらでも修整できる事務機器に成り下がったデジタルカメラ中心の時代でありますが、このような周辺機材・用品には何一つ美しいと思わせるものがなく、残念至極としか言えません・・・。

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