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2009年5月 6日 (水)

熊のプーさん・挿絵

1309クマのプーさんとは

1926年以来,世界中の子どもと大人に愛されつづけてきた名作『クマのプーさん』。
 イギリスの劇作家A.A.ミルンは,幼い息子クリストファー・ロビンと子ども部屋のぬいぐるみたち(クマのプー,コブタ,ロバのイーヨー,ウサギなど)を主人公にして,家族で休暇を過ごした田舎の森を舞台に,楽しい魔法の世界を紡ぎだしました。
 画家E.H.シェパードは,ミルン家の別荘のあるサセックス州ハートフィールドの森を何度もたずねて,念入りにスケッチしました。シェパードの描いた美しい森の風景は,いまでも当時の面影をとどめており,多くの観光客がおとずれています。 (岩波書店)

クマのプーさんの挿絵を描いたE・Hシェパードさん (http://www.asahi-net.or.jp/~ka3i-mztn/shepard.htm)は写真以上に一瞬の動きを捉える眼力に卓越した天賦の才があり、これだけは真似ようと思っても出来るものではありません。

ジロットの平凡なペン軸を使って描かれた一連の挿絵にはイギリス独特の画趣というものがあるようで、これは博物学・生物学の精密描写から建築外観表現に至るまで共通している何かのようですし、私の好きなFrank Pattersonさん(http://www.wallbike.com/holidaygifts/pattersonprints.html)の自転車を楽しむ一連の絵にも、同じテーストが流れています。大胆に言ってしまえば、全てが時間・動きを止めて描いたように見えるのですが、その前後の動時間・空間がきちんと読み取れるところが、恐ろしいセンスなのです。何方の遺伝子がこうも各分野の皆さんに拡散したかは解りませんが、一堂に集めて閲覧でもしたいものです。

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