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2009年5月29日 (金)

Whole Earth Catalog

We_cat_11 Bluegrass401 人間というものはかくも勝手なものなのか・・・、と思いたくなるほっど、あれだけ使い捨て文化に慣れきったと思いきや、今や、一気に「もったいない」がステータスを勝ち取ってしまった昨今であります。

上の写真は秋山東一さんhttp://landship.sub.jp/stocktaking/に拠るものですが、私世代の上下にも生活価値観的に大きな影響力のあったWhole Earth Catalogであります。

これまでの権威・権力から離れた価値の世界を築こうという大義でまとめられたこの一冊には、1960年代後半から1970年代後半までの「自らこの地球上でどこでもいつでもだれでも自由に行動するためのノウハウと道具」が列挙されていて、この分類などはこの後の小売店舗のネタ本ともなったほど、画期的でありました。又、伊勢丹が70年代初期「人間の年」と謳った年間キャンペーンを打ち、「木綿と木」「こんにちは土曜日君」などの70年代を代表する生活主体の広告キャンペーンのコンセプト作りにも一役買ったのが、このWhole Earth Catalogなのでした。

一方、アメリカの東南部を中心とした地域で生まれた保守系の皆さんに愛されるブルーグラス・ミュージックも、1970年代中頃から守旧派の勢力から飛びぬけた過激な演奏者の台頭、サザンロックと称される分野との融合などで、田舎町のフェスティバルにもご覧のような都会の若者が押し寄せ、http://www.youtube.com/watch?v=FfPN1nDsyog 会場周辺は正に、映画・イージーライダーの最後のシーンのような南部魂のオヤジとの一触即発も少なくなかったそうです。(撮影・小森谷信治氏)

さて、今をときめくApple、Googleなどの誕生さえも、このカタログからインスパイアされた創業者があったからこそで、そういう意味ではこのカタログは20世紀を代表するバイブル中のバイブルなのであります。

このカタログはネットでも見られます。http://www.wholeearth.com/index.php

アップルの創業者、スティーブ・ジョブス氏の2005年6月12日、スタンフォード大学における名演説にもこのカタログからインスパイアされたと思われる箇所があります。http://homepage.mac.com/mkiyoshige1/iblog/B927194124/C922213363/E20050802113558/

この演説のYou Tube翻訳画像です。http://jp.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s&eurl=http://sago.livedoor.biz/archives/50248740.html

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