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2009年6月26日 (金)

純粋なる形象・BRAUN社デザインの心得

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  1. 簡単なことは複雑より素晴らしい。
  2. 秩序立っている状態はそうでないものより素晴らしい。
  3. 静かな声のほうがうるさい声より素晴らしい。
  4. 目立たないことのほうが目立つことより素晴らしい。
  5. 小さいものは大きいものよりいい。
  6. 色が無いことは、色がありすぎるよりもいい。
  7. 軽いほうが重いよりいい。
  8. 繊細なほうが粗雑なものよりもいい。
  9. バランスの取れた状態のほうが極端な状態よりいい。
  10. 持続性のほうが変化することよりもいい。
  11. 簡潔なほうが複雑な状態より素晴らしい。
  12. ニュートラルなほうが攻撃性のある状態よりいい。
  13. 近くにあるほうが近くにないものよりもいい

妙なおまじないのように見えますが、この13箇条こそ、あのBRAUN社のデザイン総帥・ディーター・ラムスのコンセプトです。現在のApple社のデザインや無印良品のデザインマネージメントにも多大な影響を与え続けていて、今後も、この教典は散ることなく連綿と近代デザインの本柱として、光彩を放っていくことでしょう。今日の「変ること」を前提とした多くの生活関連用品に囲まれている中、「変らないこと」に拘り続けたディーター・ラムスの仕事を一堂に観て、だれ切った世俗にまみれてデザイン稼業をしている者には背筋を叩かれたような一撃が府中市美術館http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/Rams/index.htmlを出ても続きます。

「デザインの前に宗教心と愛」・・・、これのない情報消耗だけの商業デザインばかりが跋扈する渋谷区・港区の業界関係者には観て貰いたいものの、府中市美術館はちょっと、遠いのであります。

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